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●XHTMLの歴史

 Webページの多くの仕様は、Webに関する国際標準化団体であるW3Cによって、提唱、勧告されてきました。HTMLは、ISO8879によって定義されたSGMLというマークアップ言語をベースに改良されてきましたが、やがて開発に限界がくると、1997年12月17日に勧告されたHTML 4.0の時代にXMLという拡張性に優れた新しい仕様が1998年2月10日にW3Cによって勧告されました。HTMLの最終バージョンは、1999年12月24日に勧告されたHTML 4.01で打ち切られました。XHTMLは、なかなか実装が進まない現状を踏まえ、HTMLをXMLベースで文書を作成できるように再定義されたものです。XHTMLには、2000年1月26日に勧告されたXHTML 1.0と2001年5月31日に勧告されたXHTML1.1の2種類のバージョンがあり、XHTML2.0は現在草案の段階にありましたがW3Cは、2009年7月2日にXHTML2.0策定の打ち切りを決定し、HTML5の標準化へ方向転換することになりました。(続きは「HTML5の歩み」へ)

 HTML、XHTML、XMLを総括する適切な用語は見当たらないようです。検索サービス・ディレクトリのHTMLやXMLのカテゴリーの中にXHTMLがあるくらいです。マークアップ言語が共通語なのですが、CSSもマークアップ言語です。ちなみに、CSS1は1996年12月17日にCSS2は1998年5月12日にそれぞれ正式にW3Cから勧告されました。

 なお、仕様とはノウハウのことであり、勧告とは推奨のことです。法的な拘束力がないのでこのような表現になったのだと思いますが、国によってはW3Cの勧告とは別のWebに関する規格または法律があります。

W3C(The World Wide Web Consortium=ワールドワイド・ウェブ・コンソーシアム http://www.w3.org/)

 W3CとWebのことにも簡単に触れておきましょう。W3Cは、Web(WWW)における技術の標準化方針を策定・規格化している非営利団体で、1994年10月1日に米国マサチューセッツ工科大学(MIT)、欧州素粒子物理学研究所(CERN)が中心となって設立されたのが始まり。MIT、フランス国立情報処理自動化研究所(INRIA)、慶応義塾大学SFC研究所が中心となって共同運営されてきましたが、2003年に欧州情報処理数学研究コンソーシアム(ERCIM)が INRIA から欧州のW3Cホストの役割を引き継ぎました。

 スイスのジュネーブにあるCERNは1954年に設立され、欧州原子核研究機構または欧州原子力研究機関、欧州合同原子核研究機関、あるいは欧州素粒子物理学研究所とも呼ばれ、研究所設立以後、改称されましたが CERN という略称は暫定的な組織として発足したときに付けられたフランス語‘Conseil Europeen pour la Recherche Nucleaire’の頭文字から由来しています。

 CERNはTim Berners-Lee(ティム・バーナーズ・リー)が中心的な役割を果たした。Tim Berners-Leeは1978年にCERNに参加すると、今日のWWW(World Wide Web)のもととなる「Enquire」と呼ばれる情報管理プログラムをCERNにて開発しました。Tim Berners-LeeはHTML、HTTP、URL(URI)の開発者としても知られ、現在はW3Cの指導者でもある。

【用語補足】

・SGML(Standard Generalized Markup Language=標準化された汎用マークアップ言語/「タグ」書式で文の修飾が簡単にできる文書処理言語。HTMLはSGMLのサブセットとして定義されている。)
・HTML(Hyper Text Markup Language=ハイパーテキスト・マークアップ言語/Web上のドキュメントを記述するためのマークアップ言語)
・XHTML(eXtensible Hypertext Markup Language=拡張可能なハイパーテキスト・マークアップ言語/HTMLをXMLに準拠した文書を作成できるように拡張したマークアップ言語)
・XML(eXtensible Markup Language=拡張可能なマークアップ言語/テキストベースのタグ付きフォーマットを定義するためのマークアップ言語)

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2008/12/19 改正

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