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●絶対値と相対値どちらが良いか?

 CSSで長さをあらわすには、数値に単位を付けて指定します。単位は絶対的な単位と相対的な単位の二つに別けることができます。絶対的な単位にはインチ(in)、センチメートル(cm)、ミリメートル(mm)、ポイント(pt)、パイカ(pc)などがあります。相対的な単位にはエム(em)、エックス(ex)、ピクセル(px)、パーセント(%)などです。また、ピクセル(px)、パーセント(%)以外は、スタイルシート内でしか使うことができません。

 なお、この場合の数値とは0以上の整数と0.5のような有限小数のことを指します。プロパティによってはマイナス(-)の値も指定できますが、1/3 や √3 のような循環小数や無理数は使えません。また、値が0のときは単位を省略することができます。

 長さをあらわす単位付きの値のことを絶対値、相対値と定義付けます。絶対値も作者によっては必要でしょうから、一概にダメとは言えないと思いますが、使用するには注意が必要です。例えば、フォントサイズの値に12pt(ポイント)を指定したとします。ウィンドウズ版IE(v6.0)のブラウザ環境において、ユーザー側からすると、このままでは必要に応じて文字サイズを変更することができず、なんらかの設定変更を余儀なくされます。CSSの意義とアクセシビリティの観点からとても推奨されません。アクセシビリティを考りょしてフォントサイズの指定には相対値を使うようにしましょう。また、px(ピクセル)は相対的な単位と言われていますが、確認してみると、実質、絶対的な単位と認識されます。

 まとめると、フォントサイズについては、少なくてもブラウザによる文字サイズ変更など、訪れるユーザーの見合ったサイズが選択できるようにしましょう。

 現在、Netscape(開発中止) 、Mozilla(開発中止)、Firefox、Opera、Internet Explorer(v7.0)、Safariのブラウザでは単位に関係なく、テキストの拡大縮小が自由に変更できます。また、ウィンドウズ版IE(v.6.0)ではem(エム)、%(パーセント)、ex(エックス)で、テキストサイズの変更ができることを確認しました。(皆さんの環境でも確認してみてください。)

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